こんにちは、島津です。
今日はアカデミー修了生
禅メソッドマスター忠内樹さんの
ブログをお届けします。
。。。。。
忠内樹(みき)です。
「和顔愛語」(わげんあいご・わがんあいご)
穏やかな顔で優しい言葉を使うと、
自分に優しくなれるし、
周りにも優しくなれる、
と解釈しています。
自分探しの旅の真っ最中の私は、
どうしても不安に駆られて
愚痴っぽくなってしまいます。
でも、
愚痴を並べても何も変わらないし、
それを聴いているのは
自分であることに気付きました。
自分に優しく、笑顔になれるかどうか、
優しい言葉を使えるかどうか、
それを判断軸にしていきたいと思います。
<和顔(わげん・わがん)>
七福神巡りをした折、
たくさんの仏様に出会いました。
仏様の顔は、
穏やかな顔もあれば、
恐い顔もあります。
その表情によって
安心して包まれて心が温まったり、
気が引き締まったりします。
人は知らないうちに
相手の表情の影響を受けているのですね。
だからこそ「和顔」が必要だと思います。
「表情がかたい」と言われたときに、
自分が穏やかになれることを思い出すと
和顔に近づけるのかもしれません。
私の場合、
海辺で波の音を聴いているとき、
自然の中で鳥のさえずりを聴いているとき、
心に余裕が生まれ、ほっとします。
そういう意味でも、
緊張しているときは
できるだけ自然音に意識を向けて
過ごすようにしています。
<愛語(あいご)>
私は「お笑い」が苦手です。
「ぼけ」と「つっこみ」の
「つっこみ」が特に苦手です。
私がよく目にしていた
「つっこみ」は
攻撃的で暴力的。
なんで叩くんだろう?
なんで怒鳴るんだろう?と、
やっちゃいけないと言われてきたことが
平然と行われていました。
演技だとわかっていても、
「この人怖い」と思ってしまいます。
これは自分が使う言葉も
同じだなと感じました。
自分が使う言葉が強いと、
その言葉を発している自分も
耳にしています。
つまり、
自分が苦手な言葉を発していて、
それを自分で聞いてしまっていたことで、
自分で自分に恐怖を与えていたことに気付きました。
お笑いの終わり方は
パッと画面が切り替わるように転換して、
さっぱりしています。
だからこそ、
あとを引きずらないのかもしれません。
でも、自分の声は、
ずっと自分自身が聞いています。
だからこそ温かい言葉のシャワーをたくさん発し、
自らもそのシャワーを浴びたいと思います。
Zenjoy !
禅メソッドマスター
忠内 樹