こんにちは、島津です。
今日はアカデミー修了生
禅メソッドマスター仁木啓至さんの
ブログをお届けします。
。。。。。
こんにちは。禅メソッドマスターの
仁木 啓至 です。
関、南北東西活路通
今回は、この禅語を見て思い出したことを
書いてみました。
この禅語の「関」とは関所のことで、
この関所を越えた先には東西南北
どこへでも行ける・・
という意味になります。
目の前に道が開けているということですね。
仕事で厳しい状況に置かれた時も、
そこさえなんとか乗り越えれれば
あとは自分の思うようになったり
することがあります。
そこでもうひと頑張りできるか、
できないかが、
その後の仕事人生を大きく
左右することになったりします。
毎回踏ん張れるに越したことはないですが、
くじけてしまいそうな時もたくさんあります。
むしろ踏ん張れない時の方が多いかも
しれません。
でも振り返ったときに、あそこでもっと
頑張っておけばよかったとならないように
その時に、できる限りのことはやったほうが、
後悔しないかと思います。
ちょっと振り返りになるのですが、
私は以前、中国に駐在をしており
貿易の仕事をしていました。
その時に、
中国税関担当に意地悪と難癖を
つけられまして、
日本向けの商品を出荷させて
もらえなくなりました。
数万枚の大量な商品なので、
だいぶへこんでいたのですが、
その時知り合いの中国の方が
税関のトップを知っているから、
話をしに行こうと
助け船を出してくれました。
そして、税関トップと話しをしました。
担当の人間は自分の気分で、意地悪を
よくするのですが、トップときちんと
話をして理解してもらうと
それから、なんと嘘のように、数か月
止まっていた商品を出荷することができました。
ここまでくるのに、できる限りの策を考えて
自分なりにもがいたのですが、
一つ壁をこえたうれしさとやっとお客様に
商品を届けられる道ができたと、
喜んでいたのを思い出しました。
その時は、なんか、この禅語のように
やっと目の前に道が開けた・見えた
という感じでした。
あの時にあきらめずに、もうひと頑張りして
良かったなあ・・・と改めて思い出しました。
Zenjoy !
禅メソッドマスター
仁木 啓至