禅との出会い
禅メソッドマスターの
木村卓道です。
最近、
振り返りをする
機会があったので、
今回は
そのことを書いてみます。
。。。
曹洞宗の兄弟子である
島津清彦さんとの
出会いが
かれこれ7年前でしょうか?
以前勤務していた会社の
大先輩から、
「たくちゃんに会わせたい人が居るから」
というご紹介で
お会いしたのが最初でした。
その時は
研修講師やコーチとして
仕事をしている私に
コンサル会社社長の島津さんを
ビジネスリソースとして
紹介して下さったと考えていました。
。。。
「整う」
出家時のお話や
座禅の魅力について
語られる島津さんに
あっという間に
引き込まれる私がいました。
当時、
特に何か行き詰っていたとか
心配事があったとか
そういう事もなく。
しかし、何とはなしに
今の自分に慣れ?というか
慢心というか?
感じていたのでしょうね。
一番響いたのは
「ふと気持ちが軽くなる」
「体が整う」
何度も言いますが、
何か困っていたことが
あったわけでは無いのです。
しかし、
当時50歳を目前にして
自分の中で何かを
欲していたのでしょうね?
「あっ、この人とは
繋がっておかなくちゃ」と
思ったのをはっきり覚えています。
紹介してくれた先輩は
そういう人の隠れたニーズに
事象をフィットさせる
天才だったと改めて思います。
。。。
「禅語」
ただ、そうはいっても。
禅
曹洞宗
座禅
八正道
十牛図
等々
お正月には初詣
クリスマスも楽しみ
都合のいいときだけ神頼み
そんな私には
禅の学びは
少しハードルの高さも感じる
学びの入り口でした。
しかし、
これは!と飛びつけるものが
一つあったのです。
それが「禅語」。
挨拶
縁起
我慢
慈愛
普通に今も使われる言葉の源が
禅語にある
自灯明
日々是好日
放下着
無功徳
冷暖自知
ハッと気付かされる言葉が
禅語にある
。。。
結局禅語をいろいろ
調べるうちに
禅を本格的に学びたくなり。
島津さんの企画する
伊豆大島座禅ツアーで
姿勢を整え
呼吸を整え
心を整える
座禅の魅力を感じ、
禅メソッドアカデミーで
八正道や
十牛図の
意味を学び。
気が付いたら
2019年9月には
島津さんの後を追って
出家得度に至っていました。
難しそう、
宗教色苦手、
足痛いかも、なんて
禅には色々ハードル
あるのですが。
禅語の学びと
学びを通じて出会う大勢の方々から
頂く気付きが
私にとっては
宝物になっていると思います。
【禅語】
柳は緑 花は紅(やなぎはみどり
はなはくれない)
人は誰しも
自分の色眼鏡をかけて
生きています。
自分の中にある
偏見や予断、先入観
これらを外したところに
気付けるものがあるのかもしれない。
事実と推論や断定は
異なるものとして
まずは素直に向かい合ってみる。
自分の世界の広さは
結局自分で
決めているのでしょうね。
禅メソッドマスター
木村卓道